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いつもポケットにショパン

いつもポケットにショパン (1) (QUEEN’S COMICS PREMIUM)いつもポケットにショパン (1) (QUEEN’S COMICS PREMIUM)
(2003/12/18)
くらもち ふさこ

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随分古い作品ですが大好きなんです。
くらもちふさこ先生の作品の男の子って皆かっこいいですよね。
言葉ではうまく表せないんですが、なんとも言えない魅力があります。

以下ネタバレ感想です。


私が生まれるずっと前の作品ですが今読んでもストーリーにぐいぐい引き込まれる名作です。

有名ピアニストである母を持つ麻子と幼なじみのきしんちゃんのお話。

麻子はちょっとドジでおしゃべりで明るい、まさに少女漫画の主人公といった感じの女の子。
この麻子の考えとか行動とかが綺麗事ではない素直でリアルなものだから読んでいて感情移入しちゃうんです。
きしんちゃんも麻子と同じピアノ教室に通っており、努力型の麻子とは違い天才肌の男の子です。
きしんちゃんはいじめっ子達にからかわれると泣きマネをして難を逃れるような要領のいい子。しかし麻子がいじめられたときにはいじめっ子に立ち向かうという強さのある子です。

2人は大の仲良しでしたが、きしんちゃんはドイツに留学することに。
しばらくは手紙のやり取りをしていた麻子ときしんちゃんですが、きしんちゃんがドイツの列車事故に巻き込まれてしまいます。
この事故により麻子にも優しくしてくれていたきしんちゃんのお母さんは亡くなり、きしんちゃんも失明の恐れがあると報道されます。
それ以来音信不通になっていたきしんちゃんですが、麻子が高校生になり、音楽学校に通い始めた頃、2人は再会。

しかしきしんちゃんは昔の優しいきしんちゃんではなく、麻子に対して冷たい態度をとります。
このきしんちゃんの態度のわけが、この子達の親も絡められ、ストーリーが進むに連れ明かされていくんです。

単に恋愛漫画という括りでは表せないほど、登場人物たちの様々な成長や葛藤が描かれています。
麻子は最初、ピアノを弾くことが好きではなかったのですが、いろんな人と関わり、いろんな経験をすることで、ピアノが自分にとって欠かせない、大切なものであるのだとういことに気付いていきます。

更には冷たいだけだと思っていた母親の優しさに気付いたり、自分にだけ厳しかった先生の真意に気付いたりと、麻子の成長が目に見えてわかるんですよね。それもこの作品の重要な見所です。

しかし読者が一番気になるのがこの2人の関係がどうなっていくのかということ。
少し近づいたと思えば離れていく2人のすれ違いが見ていてもどかしくて…。
きしんちゃんの麻子に対する気持ちと母親の思いを貫こうとする気持ちの葛藤がとても切ないです。

しかし最後は涙が出そうになりましたね。
ラストの見せ方が最高にうまいです。


現代の少女漫画の先駆けともいえるくらもちふさこ先生の作品です。
ぜひ読んで欲しいです。





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